アトピー その１ 治り難いのはなぜ

◆アトピー　その１　なぜ治り難いの？◆

おはようございます。

免疫力アップアドバイザー・腸能力トレーナーの

馬場みのりです♪

さて、今日はアトピーのお話　その１

赤くなったり、かゆくなったり、じゅくじゅくしたり、血が出たり…

夜も眠ねないし、心も体もつらいですね。

アトピー性皮膚炎は、お肌にあらわれたアレルギー反応のこと。

皮膚炎を省略して「アトピー」って言われることが一般的です。

●なぜ、なかなか治らないの？

実は、「アトピーはアレルギーではない」「アレルギーとは切り離して考えるべきだ」ということが言われ始めました。

先日、お話した「マスト細胞」おぼえていますか？

「マスト細胞」は、細胞を修復するために重要な働きをするやつです。

壊れた細胞や傷を治すためには、「炎症」を起こし、熱を上げ、いろいろな酵素の働きを良くしたり、血流やリンパ液の流れを良くして悪いものを排泄することが必要なので、マスト細胞は「炎症」を起こす物質を出します。

※「炎症」は、つらいけど治癒には必要なんです。

でも、寝不足やストレスで、マストくんが充分に働けなくなると、炎症だけが続いてしまいます。

「夜、寝る」→「マスト細胞出動！」→「さぁ、修理するぞ～」（＝炎症を起こす）

→「修理完了」→「朝、起きる。お肌ピカピカ。」（＝体中の細胞も同じ）

…というのが、良いサイクル。

寝ようと思ったら、「かゆくなる」「セキが出る」「痛くなる」っていうのは、マストくんが「今日も頑張るぞ～」と出てきたからなんです。

ところが、寝る時間が短いと修理する時間がなく、「炎症」だけが残り、次の夜も炎症を起こす作業から始まります。

この状態が続くと、なかなか治らず、辛い症状が長引きます。

●マスト細胞を働けなくするもの

マスト細胞は、「アドレナリン」が多いと働けなくなります。

イライラや興奮、不安（交感神経が優位になっている状態）で、マストくんは活動停止。

だから、お昼間は、かゆみや痛みが治まって、他の活動が出来ます。

でも、夜もリラックスできずに眠りが浅いと、「炎症」や不快な症状だけが続くことになります。

※アドレナリンは、じん臓の真上にある「副腎　ふくじん」から出ているホルモン。

●アトピーの引き金

アトピーとアレルギーは別々に考えるべきだとは言うものの、やっぱり引き金にはなります。

食べ物やハウスダスト、薬品などアレルゲン（＝アレルギーをおこすもとになる物）が体に入ると、マストくんやそのほかの免疫細胞もわぁ～っと働きだします。

お肌にもプツプツや赤みが出て、体は「危ないものが入ってきたぞ！」とサインを送ってくれるのです。

身近なものが引き金になり、出てしまうアトピー性皮膚炎やアレルギー反応、「他の人は大丈夫なのに何で？」って、嫌になったり、泣きたくなることもありますよね。

でも、ちょっとしたことでも反応してくれる体には感謝です。

食べ物や化粧品、日用品などに含まれる、自分に合わない成分、悪い添加物、薬物、その他、悪い生活習慣などにすぐ気づかせてくれます。

反応してくれないと、悪いものが長年積み重なり、後に生活習慣病となってから気づくことに…。

●お肌の症状だけにとらわれてはいけない

「皮膚に症状が出ているから、薬を塗る」というのは対処療法にしかならず、根本治療ではありません。

アトピーは、アレルギー体質の人が「何か体に異常がでたぞ」って教えてくれているサイン。

皮膚だけ治そうとするのは…　ちがうよね～。

寝不足、食事、運動不足、ストレスなどの生活習慣による自律神経失調や、免疫力・抵抗力の低下、内蔵が弱っている、ホルモンの産生や分泌機能がおちている、薬や農薬など化学物質の摂取のために体に異常が発生するなど。

これらの結果、免疫作用がちょっとくるってしまって、皮膚にサインが出ているのなら、生活をみなおさなくっちゃ！

乳児の場合は、お母さんが食べたものが母乳になっているので食べ物にも気を付けていいらっしゃると思いますが、気持ちやストレスも赤ちゃんに影響します。

不安やイライラ、疲れって、うつるんです。赤ちゃんだけでなく、子どもでも大人でも、気分って、うつります。

だから、何でもちゃんとしたいって真面目な人こそ、手抜きすること、ちょっとラクすることにもチャレンジしてみてください。

大切なお子さんが体を悪くしたとき、一番効くのは「お母さんの優しい笑顔」ですから～♪

では、長くなってきましたので続きは「アトピー　その２」で。

今日も皆様にとって素敵な一日になりますように…☆

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

講演でもわかりやすくお話します。

聞きたい方はぜひご依頼くださいね(^^)/

小人数、小規模でもOK♪　

プロフィールや講演テーマ、内容など、メールで送付できますので、お気軽にメールください。

馬場みのり　minori3337@gmail.com 　または、　minori1024_1216@yahoo.co.jp

◆「病院では教えてくれない病気のメカニズム」

内容；自律神経と免疫力、白血球の関係。慢性病は自分で治す

◆「125歳まで健幸に生きる！うさんくさくない免疫学的健康法」

内容；あふれる健康情報や民間療法、陰陽などを免疫学的に見る

◆「細菌学マニアの腸ゆかいな話」

内容；腸の中の細菌を変えて、体も性格も心も良くしてしまう方法。

◆「不幸もひっくり返す幸せ力の鍛え方」

内容；悩みやストレスを軽くする心の持ち方と考え方

◆「あなたの大切な人が痩せたい病にならないために」

内容；10代の自殺の理由No1。摂食障害から子どもを守るには。

◆「摂食障害と共に生きる　～心と身体が楽になる対処法と接し方～」

内容；難病「摂食障害」に振りまわされない方法とサポートの仕方

飴細工ショーのご依頼もお待ちしてます♪

(≧▽≦)