お肌のトラブル 見逃さないで
- 馬場みのり
- 2018年3月8日
- 読了時間: 4分
◆お肌の不調は見逃さないで！◆
☆マスト細胞による傷の修復
おはようございます。
免疫力アップアドバイザー・腸能力トレーナーの
馬場みのりです。
(*^▽^*)
お肌の荒れ、気になりますよね～。
プツって赤くなってたり、何かできてるだけで
お出かけするのもイヤになっちゃう。
でも、お肌にあらわれた小さな変化は、体からのサイン。
ちゃんと感謝して対処しましょう♪
プツプツが出る、口内炎、口のはしっこが切れる。
顔以外でも、かゆみ、赤くなる、じんましんなどが出ていたら注意。
熱が出たら、ちゃんと休む人も多いけど、お肌の変化は軽く見ていませんか？
体の疲れ、内臓の疲れはお肌に出てきます。
小さいうちに、きちんと休むように心がけてください♪
消化器系が疲れているなら、食事を軽くするとか消化の良いものにする。
睡眠不足なら、早めに寝るなど。
●寝不足はダメ！体を修復するマスト細胞
さて、睡眠不足がダメなのは知っているけど、体の中では何がどうなってるの？
私たちの体には、悪いものから守ってくれるシステムや修復してくれるシステムがあります。
お肌とか筋肉や内臓をつくる細胞が傷ついたとき、まっさきに活性化されるのが「マスト細胞」
マスト細胞は、別名 肥満細胞とも呼ばれています。
肥満とは関係なく、細胞の見ためから…
かわいそうなネーミングだよね (^-^;
もうちょっとかわいい名前で呼んであげてほしいな。
「ぷくぷく細胞」とか…♪
マスト細胞は、アレルギーを起こす引き金と言われていますが、それは過剰になってしまった場合。
物理的にできた傷（ぶつけたとか切ったとか）やバイキンなどが感染してできた傷をすぐに察知し、傷を治す複雑な反応を速やかにすすめるために、とっても重要な働きをしています。
そんなマスト細胞が元気に働けるのは、私たちが眠っているとき。
・副交感神経が優位のときに、いっぱい働く♪
＝主に睡眠中は、副交感神経が優位なので傷を修復
・交感神経が優位になると働きがおさえられる。
＝アドレナリンが出ているとマスト細胞の働きはおさえられる。アドレナリンはお昼間、元気に活動するために必要。危険から身を守るためにも必要なホルモン。だけど傷の修復はお休み。
…ということは、
睡眠不足だと体の悪いところが修復されず、傷ついたところが治らない。
小さな傷は毎日出来ているので、たまっていって、広がっていく～(T_T)
強いストレスや小さくても続くストレスは、交感神経を優位にしてしまいマスト細胞の働きをおさえてしまいます。
マスト細胞は働くときに「炎症」を起こします。
傷が小さいうちに修復されれば、炎症も小さくてすみます。
しかし、大きくなれば炎症も大きくなります。
緊張状態でアドレナリンがいっぱいで、ググっとおさえられていたマスト細胞が、緊張から解放された時にワァ～っと活発になると炎症を起こす物質も どっか～ん！
これが、頭にきたら「片頭痛」
皮膚にきたら、「かゆみ」「赤み」「じんましん」など
その他、いろいろ…。
「炎症」は体を治すのに必要な反応。
でも、大きくなると本当につらいですよね。
しかし、体が起こしている反応は、いつだって意味のある事だって忘れないでください。
そして、この反応、アレルギーやアトピーとも関係しています。
ちょっと長くなってきましたので今日のまとめ
・皮膚の炎症は、傷ついた細胞を修復している途中。
・炎症をおさえる薬は細胞の修復を遅くしてしまう。
・寝不足やストレスもマスト細胞の働きをおさえ、治りを遅くしてしまう。
ちゃんと寝て、体や細胞の小さな傷を毎日コツコツ治すことが、とっても大切。
続きは、またね！
それでは今日も皆様にとって素敵な一日になりますように…☆
(^_-)-☆
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