体内時計と自律神経とはら時計
- 馬場みのり

- 2018年2月25日
- 読了時間: 4分
◆体内時計と自律神経とはら時計◆
おはようございます。
免疫力アップアドバイザー・腸能力トレーナーの
飴細工師みのりです。
今日は、「体内時計」のお話。
体内時計とは、お日様がのぼったら起きて、お昼は活動して、夜は寝るというリズムを作り、健康維持に大切な体の機能。
実は、体の中にはいっぱい時計があるんです。
それぞれの臓器などに、それぞれの時計があり、リズムを刻みながら複雑に絡み合い生命を維持しています。
例えば、免疫力アップの主役「リンパ球」は午前0時~2時がもっともよく働く時間。
この時間に寝ることで体は免疫力を回復させています。
夜更かしをして、この後に寝ても免疫力の回復は期待できません。
すい臓の時計がくるえば糖尿病の引き金になり、脂肪細胞の時計がくるえば肥満の原因に、腸の時計がくるえば様々な体調不良の原因に…。
中でも大切なのは脳の中枢(ちゅうすう)にある「中枢時計」と、お腹の中にある「はら時計」。
「中枢時計」は頭の中にあり、目から入った光の信号を 自律神経をとおして全身に伝え、寝る、起きる、体温を保つ、脈はく、ホルモンの分泌などを調整しています。
自律神経にも作用するので乱れると大変!
「はら時計」は、お腹のなかにあり、お腹が減ったとか、便意や尿意も教えてくれます。
「はら時計」は「中枢時計」の乱れを正す役割もあるんです。
さて、人の体内時計は24時間11分。でも、私たちは1日24時間。
ズレがありますよね。(^^;
「中枢時計」は朝の光を浴びることで、このずれをリセット!
そして、「はら時計」が正しく動くことでも「中枢時計」を正すことが出来ます。
では、「はら時計」は、何で調整されているのかと言うと「規則正しい食事」なんです。
朝昼晩、規則正しく食事をとることは自律神経を整えることにもつながるんですね~。
朝は食欲ないし、食べないという人でも、「胃腸を動かす刺激」で脳が目覚めますから、お白湯やあたたいスープなどをいただくといいですよ。(≧▽≦)
だらだらと間食はいけませんが、食の細い人や子供はおやつ(補食であってお菓子ではない)も必要。
時間を決めてとってくださいね~。
●体内時計の乱れと「うつ病」「認知症」
海外などに行くと起こる「時差ボケ」
これも、体内時計の乱れです。
食欲不振、めまい、睡眠障害、頭痛、のぼせ、だるいなど、いろんな深い症状がでますよね。
すぐに回復できれば良いのですが、しょっちゅう海外に行く人、旅行の添乗員さんなどは時差ボケから自律神経の乱れが治らず、うつ病を発症することもあります。
●家でもおきる「時差ボケ」
海外に行かなくても、おうちでも「時差ボケ」と同じ現象が起きるんです。
会社を定年退職したとか、仕事を変わった、学校の休みの時などで、「夜更かし」「朝寝坊」「外に出ずゴロゴロ」「長い昼寝」「だらだら間食」をすると体内時計がくるってしまいます。
これが、肩こり、頭痛、だるい、しんどいにつながり、不眠症や生活習慣病、さらには精神疾患や認知症の引き金になることも。
●体内時計を正しくリセットするには?
朝日をたっぷりと浴びて、三食きちんと食事をすること♪
「中枢時計」も正してくれる「はら時計」はホントに大切。
腸の環境を整えることは、「中枢時計を正し、自律神経を整える」だけでなく、「免疫力をアップする」ことにもなります。
免疫細胞の70%が腸で作られているんですよ♪
そして、幸せホルモン「セロトニン」も♪
腸を元気にすれば、免疫力アップ!幸せ力アップ!
腸能力アップしなくちゃ~(≧▽≦)
腸や腸内細菌のお話は、後日ね~。
自律神経の乱れ、睡眠障害で悩んでいる人は、朝日を浴びる、お昼の光を浴びてお散歩する、寝る90分前にぬるめのお風呂に15~20分ほど浸かる、先日紹介した蒸しタオルをするなど、できそうなこと、自分が「気持ちいい」と思えることからやってみてください。
起きてから14~16時間くらいで眠たくなるように体は出来ています。
不眠症でも焦らないで!
眠くなるパターンや時間があるはずです。
睡眠時間は、活動の度合いや体調にもよるし、個人差もあるので、長時間睡眠が必要なときもあれば、短時間で充分な時もあります。
長くなってきましたので、今日はこの辺で…。
それでは、今日も皆様にとって素敵な一日になりますように♪
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馬場みのり minori3337@gmail.com
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