糖質制限って、良い?悪い?
- 馬場みのり

- 2018年2月25日
- 読了時間: 4分
◆糖質制限って、どうなの?◆
おはようございます。
馬場みのりです。
(^^)/
今日は、「糖質制限」のお話。
糖質制限って、もともとは糖尿病患者さんのための食事療法でした。
ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を食べないというもの。
糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよいので、空腹感を我慢しなくてもよくい、カロリー計算もしなくてよい、手軽なダイエットとしても人気です。
確かに炭水化物を減らせば、始めて1週間後くらいから体重落ちますが、ちゃんとやろうと思うと実は手軽ではないです。(^^;
一日に食べる糖質の量を20gとか50g以下とかにしようと思うと、自分が食べようと思ったものの糖質量を調べなくちゃいけない。
カロリー計算に匹敵するめんどくささ…(笑)
私は、カロリー計算や糖質量を調べることは無意味だと思っています。
だって、産地や育った環境が違えば含まれる成分の量なんて違って当たり前。
細かい計算やきっちりした数値を出そうなんて無理ですよ~(笑)
さて、糖質制限が体に良いか悪いかは、年齢と体質によります。
人は年齢により、エネルギー代謝が変わってきます。
「解糖系」や「ミトコンドリア系」って聞いたことありますか?
ダイエットオタクなら常識ですよね♪
解糖系は、糖質を分解してエネルギ―をつくる代謝のしかたで、グルコース(ブドウ糖)1分子当たり、2分子のATPが生成されます。
ミトコンドリア系は、食べたものの糖や脂肪、たんぱく質からエネルギーをつくる代謝。
解糖系で生まれたピルビン酸を材料にエネルギ―をつくったりもします。こちらは、グルコース(ブドウ糖)1分子当たり、36分子のATPが生成。
ややこしいですね(^^;
ざっくり簡単に言うと、解糖系よりミトコンドリア系のほうが、ちょっと食べただけで、いっぱいエネルギーが出来るということです。
子どものころは「解糖系」、大人になって年齢を重ねると「ミトコンドリア系」になります。
だから、高齢になると食べる量が少なくても大丈夫になっていくんですね。
ということで、子どもや若い人は糖質を減らしすぎるのは良くないです。
…が、「糖質制限」ではなく「糖質選択」はちゃんとするべき!←ここ重要
お砂糖、人工甘味料、ブドウ糖果糖液糖なんか食べてちゃダメです。
血糖値の急上昇、急下降により、落ち着きがない、キレやすい、情緒不安定、じっとしていられない、ソワソワする、意識が遠のく、おかしな発言、おかしな行動をするといった困った症状が出てきます。本当です。
精神障害などと誤診されて向精神薬なんか飲まされちゃったら、大変です。
実際に、こういうことが起きています。
子どもの食べるものは大人の責任。大人の食べるものは自己責任。
吸収のゆるやかな糖質を選んで食べましょう。
白いものよりは茶色いもの、粉の物よりは粒のもの、食物繊維の多いものといっしょに食べるのもいいですよ♪
40代から50代にかけてはミトコンドリア系に変わってきますので、炭水化物を徐々に減らします。この年代の方なら「糖質制限」もいいかも。
ラーメンとチャーハンのセットとか、うどんと丼のセットとか食べてる場合じゃないです。
生活習慣病予備軍ですよ(^^;
だたし、低体温の人は、ミトコンドリア系がうまく働かないので、先に体温を上げるほうが大事です。糖質制限ダイエット、失敗した人、体温低くないですか?
ストレスがいっぱいの人も、交感神経が優位になって血管がキュッとなり、低体温になりがちですので気を付けてください。
ストレスって、なくならないけど、思考回路を変えるといいですよ。
私、ものすごい色んなことが次々と起きるけど、わりといつも元気(笑)
「まぁ、ええか~」が口ぐせだから♪
今日も話が長くなりましたが、子ども~30代くらいまでの人は「糖質制限」ではなく「糖質選択」!
40代以降はゆるやかに「糖質制限」または、食事の全体量を少しづつ減らしていくこと。
でも、ストイックにならないでね!
そして、身体を冷やさないように気を付けてください。
それでは、今日も皆様にとって素敵な一日になりますように♪
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